01活用可能性を検討した結果、建物を解体して駐車場とした。

賛否、解体 Casestudy 01. 活用可能性を検討した結果、建物を解体して駐車場とした。

賛否、解体 Casestudy 01. 活用可能性を検討した結果、建物を解体して駐車場とした。

賛否、解体 Casestudy 01. 活用可能性を検討した結果、建物を解体して駐車場とした。

金沢市東山にある中古住宅。狭小な三角形の敷地いっぱいに建てられた木造二階建て。売家となっていたこの物件を購入した方から、私たちがはじめにいただいた相談は「物販店として活用したい」というものでした。
 
東山といえば観光地ですが、この物件があるのは中心市街地から離れた住宅街。幅の狭い生活道路が入り組む中に住宅が隙間なく軒を連ねる、商業向きとは言えない立地です。そのうえ敷地内に駐車場はなく、貸し駐車場も周辺にありません。集客にはかなり不利な条件です。また、建物自体の傷みは少ないものの意匠が一般住宅仕様ですから、物販店として成立させるためには内装も外装もそれなりの改修が必要です。これらを踏まえ、物販店では投資額の回収は難しいと判断しました。
 
物販店が難しくても、投資目的で手に入れた物件である以上何かしら収益を生む必要があるので、貸家として運営する線も検討しました。立地としては住宅街ですから可能性はありそうですが、徒歩圏で生活を完結させられるほど便利な地域ではないので、駐車場がない点は住宅としても不利です。さらに致命的なのが浴室がない点。この物件は売却前に畳替えなどの軽微な新装は施されていたのですが、住宅として必要不可欠な浴室は設置されていなかったのです。浴室設置工事が必須であることで投資額が上がりますし、数々の問題を鑑みると借り手がイメージできず、貸家でも回収計画は立たないと判断しました。
 
店舗としても住宅としても使えない。それなら建物は解体し、貸し駐車場として運営してはどうかと考えました。近隣の建物も駐車スペースが不十分なところが多く、月極駐車場なら需 要が見込まれます。近隣でヒアリングを行ったうえで、解体費や整備費、維持費や収益などを試算したところ、これならば回収も現実的だと判断できたため、最終的に駐車場として活用することに決まりました。

工事種別 解体工事・舗装工事
規 模  
構 造  
Before 専用住宅
After 駐車場

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